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埼玉県内からの依頼です

依頼品はコネクタ部分が少し曲がっているようで認識されないとのことでした。
一番目の写真は表面から撮影したもので、ほとんど曲がっているように見えません。
二番目の写真は横から撮影したもので、この方向から見ても、わずかに曲がっているようにしか見えません。
しかし、基板を取り出すと４本の導電端子はほとんど外れかかっていたため、外した状態です。
よく見かける破損の症状ですが、この状態でリード線を使って補修してもパソコンから認識されませんでした。

調査を続けていくと、コントローラの端子には２ボルト位しか電圧が出ていませんでした。
原因は赤い枠で囲った抵抗チップの破損でして。
過電流を防ぐ目的で幅広く使われています。

この抵抗器を交換してパソコンから認識されるようになりました。

この依頼品からの感想は、見かけの曲がりが小さくても、内部の破損が大きいことがあることです。
軽度物理破損で８０００円頂きました

奈良県内からの依頼です

一番目の写真は依頼品の外観です。回転するロータリー型です。
二番目の写真は内部の基板です。黒くて丸いものがコントローラです。
通常は５ミリ角位のチップです。このようなタイプのコントローラが破損すると作業は難しくなります。
三番目の写真は曲がったことにより、半田付けに亀裂が入ってしまっています。
この依頼品はこの部分の補修によりデータを取り出せました

軽度物理破損で８０００円頂きました

横浜市内からの依頼です

一番目の写真は送付されてきた外観です。
ケースから内部が取り出されています。
４本の金色の端子が見えるのかワンチップの本体です。
この中にコントローラやメモリが凝縮されています。
このような製品は仮修理ができませんので、端子間で導通がなければ作業不可となります。
幸いにもこの依頼品は４端子の導通が正常で、データを取り出すことが出来ました。

軽度物理破損で８０００円頂きました