弊社のロゴマーク
弊社の電話番号1
営業時間 7:00〜22:00
弊社の住所
USBメモリのサンプル画像

曲がった、少し曲がった、折れた、壊れた、ぐらつき、認識されないUSBメモリからのデータ取り出し、データの復旧、USB機器の修理を行っています。通常の破損は8000円、重度なコントローラの破損と割れ破損は12000円固定


次の症状からデータの取り出し、復旧、修理を行っています
差し込み口が曲がった
差し込み口が曲がった画像
詳細は画像をクリック
 
原因:パソコンに取り付けた状態で腕が触れたり、本などが当たった場合などです。
注意:曲げ戻さないでください。データが破損することがあります
データ取り出し成功率:95パーセント以上です。
料金:8000円
差し込み口が折れた
差し込み口が折れた画像
詳細は画像をクリック
 
原因:パソコンに取り付けた状態で強い刺激を受けた場合などです。
注意:曲げ戻さないでください。データが破損することがあります
データ取り出し成功率:90パーセント以上です。
料金:8000円
差し込み口が変形した
差し込み口が変形した画像
詳細は画像をクリック
 
原因:パソコンに取り付けた状態で壁にぶつけた場合などです。
注意:曲げ戻さないでください。データが破損することがあります
データ取り出し成功率:90パーセント以上です。
料金:8000円
差し込み口が取れた
差し込み口が取れた画像
詳細は画像をクリック
 
原因:曲がったまま使ったり、無理に引き抜いた場合などです。
データ取り出し成功率:95パーセント以上です。
料金:8000円
基板が割れた
基板が割れた画像
詳細は画像をクリック
 
原因:パソコンに取り付けた状態で落下させた場合などです。
データ取り出し成功率:80パーセント位です。
料金:12000円
コントローラの破損
コントローラが破損した画像
詳細は画像をクリック
 
原因:刺激を受けたとき、曲げ戻してパソコンに取り付けたとき、自然破損などです。
データ取り出し成功率:70パーセント位です。
料金:12000円
認識されない
認識されない画像
詳細は画像をクリック
 
原因:刺激を受けたとき、自然破損などです。
注意:パソコンに何度も抜き差ししないでください。症状が悪化することがあります。
データ取り出し成功率:70パーセント以上です。
料金:8000円(半田付けの不良のとき)
料金:12000円(コントローラ破損のとき)
エラー表示される
エラー表示される画像
 
何らかのエラーが表示されるものです。
原因は特定できませんが刺激を受けたりパソコンから抜き差しを行ったときなどです。
データ取り出し成功率:80パーセント以上です。
完全には元の状態に戻らないことがあります(データは殆ど取り出せます)
料金:8000円
メモリが壊れた
メモリが破損した画像
 
メモリが壊れたものです。
原因は特定できませんが刺激を受けたりパソコンから抜き差しを行ったとき、自然破損などです。
データは取り出せません。


料金について
料金は症状によって次の8,000円、12,000円のいずれかです。それ以外はありません。
■ 8,000円
差し込み口の曲がり、折れ、変形などなどです
作業は当日、または翌日には完了して取り出したデータを発送しています。
■ 12,000円
基板の真ん中付で割れたりコントローラが破損した場合です
作業は数日〜1週間で完了して取り出したデータを発送しています。
■ 8,000円
復旧ソフトでデータを取り出せる症状のものです
作業は数日〜1週間で完了して取り出したデータを発送しています。

成功しなかった場合は料金は不要です。

料金概要 詳細は料金表をご覧ください→料金表
曲がり、折れ、変形など
 (詳細は下の項目をクリックしてください)
 曲がったUSBメモリ
 折れたUSBメモリ
 変形したUSBメモリ
 コネクタが取れたUSBメモリ
8000円
コントローラの破損、基板の割れ
 (詳細は下の項目をクリックしてください)
 割れたUSBメモリ
 コントローラの破損
 認識されないUSBメモリ
8000または12000円
(半田付け不良の場合は8000円)
誤消去、エラー表示される
 復旧ソフトで復旧できる場合
8000円


作業完了予定日数について
【作業完了予定日数】

* コネクタ曲がり、折れ、取れなど
  1〜2日間で完了予定

*コントローラの破損、基板割れ
  2〜7日間で完了予定

* エラー表示されたり誤消去など
  1〜2日間で完了予定


参考:破損の症状の呼び方【軽度物理破損】、【重度物理破損】、【論理破損】について 
他社に問い合わせした際に使われる用語として【軽度物理破損/軽度物理障害】、【重度物理破損/重度物理障害】、【論理破損/論理障害】と呼ばれている症状について簡単に説明します。(多少用語が異なることがあります)。
厳密にどのような症状か定めていませんが、およそ以下の表のように解釈されています。
軽度物理破損
または
軽度物理障害
衝撃などによりコネクタ部分が曲がったり、折れたり、変形した場合などで、破損個所を半田付けで補修してデータを取り出せる状態のものです。
弊社の曲がったり折れたり変形した症状のものに相当します

軽度物理破損の画像
重度物理破損
または
重度物理障害
基板の奥の方で割れたり折れたり、コントローラが電気的に破損して長時間作業になる症状です。
弊社のコントローラの破損、割れた破損に相当します

割れたUSBメモリ
重度物理破損のUSBメモリの画像

コントローラの破損
重度物理破損の画像
論理破損
または
論理障害
復旧ソフトでデータを復旧できる症状のものです。パソコンから認識されるがデータが見えない、誤消去、フォーマットした場合、エラーメッセージが出るなどです
弊社のエラー表示されたり誤消去したものに相当します
下の画像のようにパソコンから認識されていればほとんどの場合データーを復旧できます

論理破損の画像


曲がった、折れた、変形など軽度の破損の症例(他社の軽度物理破損/軽度物理障害に相当)
曲げ戻しを行っていなければ90パーセント以上の高確率でデータを取り出せます。
(パソコンに取り付けた状態で落下させた場合は成功率は多少下がります)

軽くぶつけて差し込み口が曲がった
差し込み口が曲がって読み取れなくなった例です。
ケースを開封しないと破損の程度は分かりませんが、一般的に金属と本体の基板を接続している導電端子が曲がって半田付けが外れています。
時には導電端子が折れてしまっていたり、回路パターンが断線していることもあります。 曲がったUSBメモリの修復は依頼を頂くなかで最も容易で成功率が高い作業です。ほぼ確実にデータを復旧できますが、接触が悪いままパソコンから認識されなくなるまで使っていると電気変動によって内部の電子部品が壊れていることがあります。

曲がった画像

USBメモリをパソコンに取り付けた状態で高い位置から落下させて端子が折れた
 差し込み口の固定部が一部分を残しただけで導電端子などの全てが断線しています。
導電端子はUSB2タイプの場合は4本ですが、最近のようにUSB3タイプの場合は9本あります。
この例ではUSB3タイプですので9本ですが、9本の全てが断線しています。高い位置から落下させるとこのように大きく破損します。

曲がった内部画像

 断線部分を拡大した写真が以下の通りです
丸く囲んだ箇所を見ると9本の導電端子が断線しています。白く見える3つのパターンを残して全て無くなっています
このようになると、破損する前の状態がどのようになっていたか辿っていくか、または辿れない場合は原理を考えて推測しなければなりません。
経験がないと推測できません。コネクタ側と基板側の接点を探してリード線を接続します。
このような破損の場合は回路パターンも剥離、断線しています。毛髪ほどの細いパターン線です。とても集中して半田付け作業します。

断線部分の拡大画像
断線部の拡大画像

曲がったUSBメモリを依頼者様が自分で修理しようとしたが失敗した
 依頼者様がケースを開けて自分で半田付けしたが失敗したものです。回路パターンが広範囲に燃えて無くなっています。
回路パターンをリード線でつないで補修しだものが下の写真です。
半田付け作業は顕微鏡、専用の半田ゴテ、専用の細線で作業します。

断線部の拡大画像

曲がったUSBメモリのコネクタの奥でパターンが断線した
 USBメモリの構造はメーカーによって様々で、差し込み口の導電端子が曲がっただけでも大がかりな作業をしなければならないことがあります
よく見かける例として導電端子の金属の下に回路パターンの配線が通っていて、その行先が見えないことがあります。
客様の大切なデータが入っているいるため想像で作業してはなりません。差し込み口を外して測定器て確認しながらジャンパ線を接続します

断線部の拡大

差し込み口部分が変形した
 下の写真はUSBメモリが変形してしまった場合の例です。差し込み口の部分が横方向に変形してパソコンに取り付けられなくなっています。
パソコンにUSBメモリを取り付けている状態で移動中にぶつけてしまったものです。内部は導電端子が折れていたり半田が取れています。
回路パターンが断線していることもあります

変形した画像

折れたUSBメモリ
 写真は差込み部分が本体の部分に対して折れてしまった例です。
ケースを開封しないと破損の程度は分かりませんが、一般的に金属と本体の基板を接続している導電端子が曲がっているか、折れて断線しています。
高い確率でデータを取り出せます

折れた画像

差し込み部分が取れた
 写真は差込み部分が取れて使えなくなった例です。
差込み部分が本体の基板から取れています。導電端子と固定部のすべてが折れて断線しています。更に基板に付いている電子部品が取れたり回路パターンが断線していることもあります。
高い確率でデータを取り出せます

差込み部分が取れた画像


コントローラの破損、基板の割れなど重度の破損の症例(他社の重度物理破損/重度物理障害に相当)
破損の症状が重く、破損箇所の特定と仮の処置に時間がかかります。
データの取り出し成功率は70パーセント位に下がります。

基板の奥で割れた
 この症例はUSBメモリの内部の奥の方で基板が割れて使えなくなったものです。
写真の丸印の部分で割れています。USBメモリの基板は電子部品が取り付けられた表の面と同様に電子部品が取り付けられた裏面、さらに基板の内部にも回路パターンが配線された多層構造になっていることがあります。 これらの各層に回路パターンが張り巡らされていて目視できない微小な電子部品が取り付けられているため作業はとても困難ですが、一般的にメモリが破損しているのではないためデータを復旧できる確率は高いといえます
多層配線のため内部の回路が見えないことから半田付けによる修復はとても困難でメモリを取り外して作業します。

複雑破損した画像

コントローラの破損
 コントローラと呼ばれるチップが破損した例です。見た目には異常がないのにパソコンに取り付けても認識されない場合にこれが原因のことがあります。難易度の高い症状で作業がとても困難です。使われている部品の形状などによっては作業できないことがあります。
症状としては次のような動作をします
・パソコンから認識されない
・パソコンに取り付けると反応音がするが認識されない
・USBメモリのランプが点灯しない、または点灯したまま消えない
・エラーメッセージが出る
・高熱を発する

コントローラ破損した画像

メモリを取り外さなければならない場合
 症状が特殊な場合にメモリを取り外してデータを取り出すことがあります。
一番目の写真はケースから中の基板を取り出したもので、横方向に曲がっています。
曲がった箇所の処置をしても動作しない場合は症状によってメモリを取り外しての作業を行うか判断します。
この例ではコントローラの取り外しが困難であったためメモリを取り外してデータを取り出す判断をしたものです
二番目の写真はモリを取り外したものです。(メモリ)と書いたチップがそうです

メモリを取り外す前の状態
曲がった内部の画像

メモリを取り外した状態
メモリを取り外した画像

メモリの破損
 メモリが物理的、または電気的に破損するとデータは取り出せません
下の赤丸で囲んだチップがメモリです。大きい形をしているためすぐに分かります。
データはこの中に入っているためこれが破損するとデータは取り出せません
パソコンから認識されない場合の原因としてこれが原因のことが多く見受けられます。

メモリが破損した画像


論理破損の症例(他社の論理破損/論理障害に相当)
以下のような症状の場合は復旧ソフトで取り出します(論理破損と呼ばれる)

誤消去、誤フォーマットした場合
誤消去した場合
間違って消去したりフォーマットしてしまった場合は高い確率でデータを復旧できます。
フォーマットしますかの画面
フォーマットしますかのメッセージが出る場合

このメッセージが出る症状の場合、高確率でデータを復旧できます。フェーマットしないでください。
巡回冗長検査CRCエラーのメッセージが出る場合
巡回冗長検査CRCエラーのメッセージが出る場合

このメッセージが出る症状の場合、高確率でデータを復旧できます。
パラメータが間違っていますのメッセージが出る場合
パラメータが間違っていますのメッセージが出る場合

このメッセージが出る症状の場合、高確率でデータを復旧できます。
画面下のタスクバーの右端にUSBのアイコンが表示される場合
画面下のタスクバーの右端にUSBのアイコンが表示される場合

このようにUSBのマークが表示されていて、さらにドライブ名(F等の表示)がでていれば高確率でデータを復旧できます。ドライブ名が表示されないと成功率は半分以下になります
リムーバブルディスクとして見えている場合
リムーバブルディスクとして見えている場合

一般的に高確率でデータを復旧できます。
パソコンから抜き差しするのをやめて復旧を依頼してください。
その他の原因不明で消えた場合
原因不明で消えた場合や文字化けした場合

高確率でデータを復旧できます。


ご依頼から完了までの流れ
ご依頼時
電話で症状をヒヤリング 電話で症状を教えていただきます。それによっておよその作業の流れをお知らせします
8000円固定料金のため見積はありません。症状によって最大12000円になることがありますが、その場合はメールにて確認をいたします。
USBメモリを梱包 破損したUSBメモリと復旧したデータを保存するUSBメモリを保護封筒などに入れてください
USBメモリがぐらついている場合は余裕のある容器、箱などに入れてそれ以上壊れないようにしてください
できるだけ携帯番号を書いたメモを入れてください。症状によってショートメーメで連絡をとることがあります。

次のことにご注意ください
● 破損USBメモリとデータ保存用のUSBメモリが分かるように。
● 症状を必ずメモ書きしてください(症状によって作業方法が変わります)
● 連絡先の電話番号を忘れずに
● 破損品はすべて送ってください(中の基板だけを送ったりせずにケースなども忘れずに)

保存用のUSBメモリは破損品と同じ製品をお持ちの場合、できるだけ同封してください
USBメモリの郵送 USBメモリ郵送してください
住所と名前は必ず書いてください。
郵送する場合、切手は120円を貼ってください

返却時
修復、データ保存用のUSBメモリ USBメモリの修復が完了するとデータを同封して頂いたUSBメモリに保存します
弊社にて32ギガのUSBメモリを1500円の安い価格で用意していますのでご希望の場合はその旨メモ書きしてください
1500円の保存用USBメモリのご案内
復旧データの発送

ヤマトの発送
復旧したデータを発送します
返却はヤマトの宅急便で着払いです
データを確認していただき、問題なければ同封された納品書の宛先に振り込んでください
データの保管について
復旧したデータをお返ししたあと3週間ほど弊社でも保管しています。再度データが必要になった場合はこの間に連絡いただきますと再発送できます。3週間を経過すると弊社の記憶装置から消去します


自分で半田付け修理してみる
 半田付けに自信があると言う方のために症状の軽い破損したUSBメモリの修理方法を説明します
症状が軽いと言っても実際には複数箇所に破損が波及していることが多いですので、深追いはしないでください。
また、重要なデータが入っている場合は試さないでください。ちょっとした勘違いで壊してしまいかねません。

 基板には非常に細かい電子部品、高性能な電子チップ、毛髪より細い回路パターンが張り巡らされています
これらの電子部品や回路パターンは熱に特に注意が必要です。回路パターンは加熱しすぎると焼けてしまいます。
破損の状態がひどい場合や回路のパターンが剥離している場合は中止してください。高度な経験がなければ
ご自身で半田付け修理を試みて失敗した依頼品が届くことがありますが、回路パターンや微小部品が焼けてどのようになっていたか分からなくなっていることがあります。
かならずご自身の責任のもとでお願いします。

必要な器具

顕微鏡
拡大鏡では全く見えません。文具店ではなく専門店で高精度のものを入手してください
価格は30000円以上の商品だとほとんど問題ありませんが、拡大されすぎて使えないことがあります。できれば専門店で実際に使ってみることをお薦めします。

顕微鏡写真

半田ゴテ
半田ゴテには用途に応じて色々な種類のものがあります。電力量の大小、太さ、温度調整できるものなどですが、できれば温度調整できる精密な商品が好ましいです
ホームセンターで販売されているものはほとんど使えません。専門店で良質の製品を探してください
価格は4000円以上でコテ先の細い良品を選びます。

半田ゴテ

半田ゴテスタンド
半田ゴテは高熱のため危険です。高額ではないため購入をお薦めします。このスタンドには写真を見て頂くと分かりますが、黄色いスポンジのようなものが付いています。
このスポンジ状のものは半田ゴテの先の汚れを取り除くためのもので耐熱性の素材からできています。このスポンジ状のシートに水で湿らせて使います
価格は1000円位で販売されています。

半田ゴテスタンド写真

半田
半田は油脂いりの電子工作用で極細品を入手してください。
できれば太さが1ミリ以下のものをお薦めします。太くても作業できなくはありませんが、太いものは不要な箇所まで半田が付着することがあります
価格は1000円位で販売されていますが、高度な作業を行う場合は数千円の精密商品をお薦めします。。

半田写真

ペースト
半田ゴテは使っているうちに次第にコテ先が汚れて半田が乗らなくなってきます。このようになったらペーストの中にコテ先を入れて半田がよくのるようにします。
価格は1000円以下で販売されています。

ペースト写真


以下にコネクタが曲がった症状の修理を順に説明していきますが、修理ではなく壊れたUSBメモリからデータを取り出すものです。
一旦壊れたUSBメモリは修理そのものはできません。仮りに修理のような処置を施しても強度が保てないため同じ箇所が再度壊れやすくなります

(1)は作業前のコネクタが曲がったUSBメモリを側面から見たものです。
この時点では中がどのようになっているか分かりません
(1) 解体前(側面写真)
手順1写真

(2)は作業前のコネクタが曲がったUSBメモリを平面から見たものです。
(2) 解体前(平面写真)
手順2写真

(3)はケースから基板を取り出した状態です
このままの状態ではコネクタ周囲の壊れ方が分かりません。したがって、コネクタを取り外します
(3)ケースを開放
手順3写真

(4)は (4)コネクタ取り外し
手順4写真

(5)はコネクタを取り外した拡大画像です
これでやっと壊れた状況が確認できます。以後、コネクタ側と基板側の外れた箇所をリード線で接続して完了です
パソコンにコネクタを差し込んで無事に認識されれば成功です
以上の作業でパソコンから認識されない場合は作業を中止してください。測定器が無ければ作業できません。
コネクタの曲がりくらいと安易に考えないでください。このようなコネクタの曲がりで依頼されたものの約半数近くは他の箇所まで壊れています
回路パターンが断線したり、微小部品が割れたり、半田の剥離、通電状態で曲がったことによる電気的な故障など色々な壊れ方をします

(5)拡大
手順5写真


以下に実際の修理方法の手順の一例を紹介します
曲がったUSBメモリからデータを取り出す手順

1.ELECOMのUSBメモリが曲がったものです。僅かに曲がっていますがケースがついているため何の状況は見えません
曲がり修理写真1-1

2.下の写真はケースから基板を取り出した状態です。導電端子の部分がどうかなっていることが分かりますがよく見えません
曲がり修理写真1-2

3.次の写真は端子の部分を拡大したものです。4本の端子のうちの3本が大きく浮いて外れています
 これほど大きく外れているのは依頼者様が曲げ戻したためケースに入っている写真では僅かな曲がりしか見えなかったようです
曲がり修理写真1-3

4.これほど大きく開いて外れていると半田付けしてもそのまま使うことはできません。基本は別の新しい機器に移し替えます。
そのため、リード線を繋いでパソコンにデータを取り出します。リード線は間違えないように何度も確認します。
曲がり修理写真1-4

別の端子を用意してリード線を繋ぎ終わった状態です。これをパソコンに繋いでも認識されない場合は他にも症状が波及していると思われるため作業を中止してください
曲がり修理写真1-5


エラー表示されたり誤消去したデータを自分でデータ復旧してみる方法
 パソコンから認識されているが何らかのエラー表示が出たり、文字化けして開けない、データが消えた、間違って消したなどの場合に復旧をご自身で試したい場合について紹介します。
ここでは概略を紹介しますので詳細は 自分で復旧 をご覧ください
復旧ソフトの入手先については 復旧ソフトの紹介 を参照してください。

 大切なデータを壊さないようにくれぐれも注意してください。特に復旧後のデータの保存先を間違って大切なデータの上に上書きしないでください。全てが破損してしまいます。

 復旧ソフトには無料りもの、有料のものがあります。無料のものには満足なソフトは見当たらないようです。
有料のソフトは信頼できるものがありますが万能ではありせん。症状によって使い分けが必要で、どれか一つあればよい訳ではありません。体験版があれば試してみることをお薦めします。

EaseUS Data Recovery Wizardで復旧
 この復旧ソフトは定番で広く使われています。
ハードディスクのデータ復旧を特に得意としており、多くの業界で使われています。
価格は10000円位で、海外のサイトからの購入です。
ハードディスクのデータを復旧する場合は満足できますが、SDカードやUSBメモリの復旧の場合にデータは見つかったものの、写真データが全く開けないことがあります
どのような場合にそのようになるのか原因がわかりません。したがって、ほかの復旧ソフトを流しなおすことがかなりあったり、写真データが含まれる場合は使用を避けています

復旧の手順は、ソフトの起動>>復旧するメディアの選択>>実行 で検索が始まります
完了画面になったら復元先フォルダを指定して、復旧したいフォルダとファイルにチェックを付けて実行をクリック
以上で完了を待つだけです
簡単操作ですが、取り出したデータがどこにあるのか非常に分かりずらいです。くれぐれもターゲットのメディアに間違えて上書きしないように。取返しがつかなくなります

このソフトをダウンロードして購入する場合に、メールアドレスとパスワードを登録しますが、忘れないようにメモをとってください。そうしないと、突然メールアドレスとパスワードの入力を求められることがあって、答えられないとお試し版に戻ってしまい、また購入することになります
パソコンの環境が変わると再度購入しなおしになるなど、難点が目立ちます。

FINAL DATA
この復旧ソフトも定番で広く使われています。
やはりハードディスクのデータ復旧を特に得意としており、多く使われています。
価格は1万円位で、家電店や通販で購入できます。
このソフトもハードディスクのデータを復旧する場合は大体満足できますが、SDカードやUSBメモリの復旧の場合には検索が終わったあと何も結果が表示されなかったり、検索が終わったものの、ドライブと称するものが複数個表示されて、どれを検索すればよいか分からないことがあります
時には数十個ものドライブが表示されてお手上げになることがあります。単にフォーマットした場合と削除した場合は問題ありません

復旧の手順は、ソフトの起動>>どのようになったかを選択>>高度・通常どちらを希望かの選択>>復旧するメディアの選択>>実行 で検索が始まります
検索で見つかったドライブを選択>>再実行 で結果が表示されます
完了画面になったら復元したいフォルダとファイルを指定して、復元先を指定して実行をクリック
以上で完了を待ちます
最初は戸惑うことが結構あり、くれぐれもターゲットのメディアに間違えないように注意してください。
このソフトの短所は、随分と時間がかかることです。操作を間違えるとまた最初から延々とやりなおし。また、USBメモリの復旧は症状によっては理由が分からないまま終わってしまい、結局使えません。
評判がいいのはハードディスク向けでしょうか、USBメモリの復旧には使いません
長所はCD版を買っておけば再スンストールが楽なことと、ハードディスクの復旧の場合にCDから起動できてインストールの必要がないことです。これは有り難いです

WONDER SHARE
この復旧ソフトも広く使われています。
ハードディスクとUSBメモリやSDカードのデータ復旧の両方に使えますが、どちらかと言えばSDカード向きのようです。
価格は1万円位で、ダウンロードして購入できます。
USBメモリの場合はデータを全く復旧できないことがあります。

復旧の手順は、ソフトの起動>>>復旧するメディアの選択>>実行 で検索が始まります
完了画面になったら復元したいフォルダとファイルを指定して、復元先を指定して実行をクリック
以上で完了を待ちます
くれぐれもターゲットのメディアに間違えて上書きしないように。
このソフトの長所は簡単で分かり易いことです。想像で操作できます
短所は、動画の復旧で、なぜか、漏れがあることです。あるはずの動画データが復旧できないことがあります。
そのような場合き動画専用の復旧ソフトと併用して使います。検索は以外と早く、写真データや一般データの復旧には問題なく使うています。
このソフトはUSBメモリの復旧には滅多に使いません。

Recuva
この復旧ソフトは無料のため多くの人達が使っていると言うか、試しに使っているようです。
無料のためか比較的有名で、このソフトの名前を知っている人が多くいます
厳しい評価をしますが、機能と正確性の確認のため検証しましたが、実用に耐えられません
長所は日本語表記であること。ただそれだけです
短所は、実行できないメディアです、のようなメッセージが出て動作しないことが頻繁にあることと、ほんの申し訳け程度のデータが復旧できるだけのことがあります。無料なのでしょうがないです。
データが壊れないか、そちらの方が心配です

Zero Assumption Recovery
USBメモリの復旧ソフトとして一般の人が使えるものは上記で取り上げたものと、このソフトまでかな、との感想です
このソフトも、上記で紹介したものとほぼ同等の操作で使えます
長所は上記のソフトで復旧できなかったまのが復旧できて感激することがあるため、最後の手段に使ってみています
短所は猛烈に時間がかかるることです。この復旧ソフトを使う場合は夜寝る前に仕掛けてから寝ます。すると、翌朝位に検索が終わっています。
それから、データの取り出しに入ります。急ぎの場合は使いませんが、意外にデータを取れることがあります
また、他のソフトではデータが取れたのにこのソフトでは全くデータが検索されないなど、疑問が多すぎます。
このソフトをメインにして買うというのはもったいないです。やはり、ほとんど使いません。

以上が定番の復旧ソフトのようですが、そのほかにも色々ありますが、感想としては似たようなもので、ここで紹介したもの以上とは言い難いといったところです

結論として。USBメモリの復旧は5〜6種類のソフトを使い分けするのが良いのではと思います


依頼品の実例
以下に実際に依頼を頂いた実例の一部を紹介します。
過去記録と作業日記に多くを紹介していますのでご覧ください(上部のメニューから参照できます)

金属コネクタの潰れ
USBメモリの金属コネクタが潰れてパソコンに差し込めなくなった

このコネクタは通常は金属でできています。非常に硬い金属のため簡単には元の状態に戻せません。戻そうとするとますます変形してパソコンに取り付けられなくなり、パソコンのUSBの口を壊してしまいます。
このような場合、コネクタ部分を修理せずにUSBメモリのケースを開封してリード線をつないでデータを復旧します
この依頼品についてはUSBメモリのケースから中の基板を取り出してデータ復旧用のコネクタに繋ぎなおしてデータを復旧しました。
約30分位の作業時間でした。軽度物理破損です

代金8000円をいただきました

差込み端子の潰れの写真

金属コネクタの取れ
USBメモリの金属コネクタが本体部分から取れてしまった

SONYのスライド式USB3.0メモリで端子の部分がきれいに本体から取れてしまっています。SONYのUSBメモリは解体が大変で今回もケースを完全に切り開くことになりました。これだけで作業の半分近くの時間をつぶしてしまいます
ケースから内部の本体部分を取り出して顕微鏡で確認すると、きれいに9本の端子が折れていました。データ復旧用の端子につなぎなおしてパソコンに取り付けるとバッチリ認識されました。
データをDVDに書き出して作業完了です。仕事用とのことでたいへん喜ばれていました。
代金8000円をいただきました

取れたUSBの写真

金属コネクタの曲がり
USBメモリの金属コネクタが少し曲がってパソコンから認識されない

SONYのUSB2.0のもので端子の部分が少し曲がっており、パソコンに取り付けてもなにも反応しません。
さっそくケースを工具で解体してみました。ケースがしっかり密封されていて解体に手間取りました。注意しないと内部の部品を破損してしまいます。
顕微鏡で確認すると通電端子2本の半田が取れています。他に回路パターンの剥離などないかを確認、特に異常ないので2箇所を半田付けしてパソコンからバッチリ認識されました
保存用のUSBメモリが添付されていたのでそちらに保存。作業は約20分位でした。
代金5300円をいただきました(破損程度が小さいとこのように値引きのことがあります)

差込み端子が曲がった写真

USBメモリの熱破損
USBメモリが熱くなってパソコンから認識されないものが送ってこられました。

パソコンに取り付けるとUSBメモリのケースと金属端子の部分が熱くなってパソコンから認識されません。
ケースを開けてみないとどこが熱くなっているか分かりません。ケースから取り出して熱の発生個所を確認すると丸で囲った部品からでした。さっそくメモリを取り外してデータを取り出しました。
破損個所はコントローラと呼ばれるもので作業時間はおよそ二時間でした。
代金12000円をいただきました

高温の破損の写真

USBメモリがパソコンから認識されない
USBメモリの内部がケースから出てしまい、パソコンから認識されなくなったとのことで持ち込まれました

さっそく問題のUSBメモリを見せていただくと、USBメモリは普通の正常品に見えます。聞くと、落としたらケースがばらけて中身が出たためすぐにケースに入れてパソコンに差し込んだら認識されなくなったとのことです。
パソコンに差し込んでみると何の反応もありません。メモリ取り外し作業になるため後日の引き渡しになることを伝えて預かり作業になりました。
コントローラ破損のため作業後のデータ復旧になりました。
5日後に作業が完了してお渡ししました。学生さんで研究論文が入っていたとのことでとても喜んでいただきました
代金12000円をいただきました

コントローラ破損のUSBの写真

USBメモリが半分に割れた
USBメモリが真ん中付近で半分に割れたものが送られてきました。

今日は久しぶりに破損の症状が大きいものが送られてきました。8ギガバイトのものでケースは割れ、中の基板が飛び出しています。そして中の基板が真ん中付近で2つに割れていました
顕微鏡で拡大してみると回路パターンのかなりの本数が断線し、微小部品も取れて無くなっています。また、コントローラと呼ばれるチップの端子の半田付けが何本か外れています
この時点で半田付けによる作業は不可と判断してメモリを取り外すことにしました。
メモリの取り外し作業完了後、パソコンから確認すると正常に動作。さっそくデータを復旧してDVDに書き出し、お客様に作業が成功したことをお伝え、会社の大切なデータのためたいへん喜ばれました。
このようにひどい症状のものが成功すると達成感があります。
今回は部品が必要になり2300円余分にかかりました。作業はおよそ1時間で弊社の最大料金12000円となり、合計14300円です
代金14300円をいただきました
今回のように破損の症状が大きい場合は部品代が必要になることがあります
半分に割れた写真

USBメモリの通電部が外れた
USBメモリの金属端子が曲がってパソコンから認識されなくなったものが送られてきました。

USBメモリのケースを取り外すと写真の赤丸の通電端子が曲がって半田がとれていました。外れた箇所は他にはありませんでした
顕微鏡でみながらこの1か所を半田作業してパソコンからデータを取り出して完了。約10分の作業時間でした
代金5300円をいただきました(短時間作業でしたのでこの料金でした)

通電部の外れ写真

USBメモリが認識されない
パソコンから認識されなくなったUSBメモリが送られてきました。

指の爪ほどの大きさのUSBメモリです。パソコンに取り付けてみると全く認識されません。
このような超小型のUSBメモリは内部を開封して作業できません

折れ曲がり写真

USBメモリが認識されない
パソコンに取り付けると認識したような音がするけれどフォルダなど何も表示されないものです。

パソコンにUSBメモリを取り付けるといかにも正常のような音がするのにUSBメモリが認識できません。このような症状のUSBメモリにはよく遭遇します
顕微鏡でくまなく異常を確認しても特にそれらしい破損部位はなし。大体このような症状では物理的な破損ではありません。ほとんどの場合がコントローラ破損です。したがって、メモリチップを取り外してデータを復旧することになります
メモリチップを取り外してデータを復旧しました
部品代が1800円で作業はおよそ1時間で弊社の最大料金12000円プラス部品代となりました
(部品代はほとんどの場合数千円です)

認識されないUSBメモリ

販売終了の古いUSBがパソコンから認識されない
USBメモリをパソコンに取り付けるとアクセスランプが点灯したまま点滅せず、バソコンから認識されないものです。

とても珍しいELSONICのUSBメモリです。ネットでこのUSBメモリを検索してもヒットしません。それよりもELSONICそのものが見つかりません。ELSONICはノジマのプライベートブランドなのですね。米国のアマゾンでは見つかります。日本になくてどうしてアメリカにあるのか不思議です
パソコンにこのUSBメモリを取り付けるとアクセスランプが点灯したまま点滅せず、認識7されません。
ケースを外して基板本体を取り出しし、顕微鏡で確認しますが目視による異常は見当たりません。このメモリ、一般のよく見かけるTSOP型でなくとても作業が困難なメモリタイプですく
コントローラの異常と思われるため部品交換作業を行って無事にデータを復旧しました。かかった時間は約3時間、とても疲れる作業でした
今回の作業は弊社の最大料金12000円となりました。久々の大仕事でした
代金12000円をいただきました

認識されないUSBメモリ

ほんの少し曲がったUSBメモリがパソコンから認識されない
USBメモリら金属端子と本体部分がわずかに曲がってパソコンに取り付けても認識されないとの依頼です。

箱に入れてUSBメモリが宅急便で届きました。箱から取り出すとよく見ないと分からないくらいしか曲がっていません。この程度の曲がりで認識されなくなるのかと不思議でした。
パソコンに取り付けると確かに認識されません。とりあえずUSBメモリをケースを開けて取り出してみても折れているようにみえません。パソコンにこのUSBメモリを取り付けてもまったく認識されません。
顕微鏡で確認すると導電端子が3箇所基板からわずかに浮いて外れていました。さらによく見ると回路パターンも3箇所断線していました。この症状からすると端子が曲がったあと元に曲げ戻したと思われます。
USBが曲がった場合は戻さないでそのままにしないと悪化してしまいます
半田ゴテで作業することおよそ30分。パソコンに差してみると無事に認識されました
今回の作業は8000円ですが、パターンの断線がない場合は数分の作業となり料金が5300円となることがありますのであまり症状を悪くしないといいです
最初の写真は横から曲がり具合をみたもので、ほとんど曲がっていません。真ん中の写真は断線部分で、その下の拡大写真は断線部分を修正したものです
代金8000円をいただきました

少しまがったUSBメモリ

フォーマットしますかのメッセージが出るUSBメモリが送られてきました
USBメモリが使えなくなったとのことで、詳細な症状が書かれていませんでした。

外観は何の症状もありません。パソコンに取り付けると【フォーマットしますか】のメッセージが出ました。
このような場合は通常はどれかの復旧ソフトでデータを復旧できます
復旧ソフトを試すと無事にデータを取り出せました。修正の必要がない場合の料金は安くなります
代金5300円をいただきました

フォーマットしますかになるUSBメモリ

USBメモリが45度位の角度に曲がってパソコンから認識されない
USBメモリが45度位の角度に曲がって使えなくなったとの依頼です。

三重県からの依頼で、連絡を受けたときはパソコンを落としてUSBメモリが45度位の角度で曲がりパソコンから認識されなくなったとのことでしたが届いたときの状態ははとんど真っすぐでほんの少し曲がっているだけでした。
ひょっとして、曲げ戻したか。USBメモリケースを開封して顕微鏡で確認するとコネクタの両端子は半田が取れているけれど9本の導電端子はいずれも正常に見えます
USBメモリに少し力を加えると激しく点滅を繰り返すが認識されません
回路、部品の半田付けを修正してみるも症状はかわりません。ELECOM 製でメモリが2枚裏表に付いています。この時点でメモリを取り外してデータを復旧することに決めておよそ3時間かけて作業実施、最初からの確認時間を加えると6〜7時間の長作業でした。
保存用のUSBメモリーにデータを入れて作業完了。久しぶりの大仕事でした。
最初に曲がった時点で曲げ戻ししなければこんなに痛まなかったのではと思っています
代金は弊社最大料金の12000円と部品代2800円の合計14800円をいただきました

45度位の角度に曲がってパソコンから認識されない

USBメモリの金属コネクタがぐらぐらしてパソコンから認識されない
電話でUSBメモリのコネクタ部分がぐらついてパソコンから認識されくなったとの依頼です。とても急いでいるため至急とのことです

山口県からの依頼です。連絡を受けたときは曲がったとのことでしたが、大きな箱に入れて送られてきたフタ開けてみると曲がっているようにみえませんでした。ひょっとして曲げ戻したかなと思いパソコンに取り付けると全く認識されません。ただケースが裏表で少し隙間ができてグラついていました。
ケースを開けて顕微鏡で確認すると金属コネクタの固定端子が両サイドとも完全に外れています。さらに、導電端子2本が基板から外れ、回路パターンも断線していました。完全に曲げ戻しをした状況です。
顕微鏡をのぞきながらコネクタを外すことおよそ20分。そして断線したパターンの半田付け接続。針の穴ほどの場所に毛髪のようなリード線を接続しますが最新の注意をしながらがら少し手が震えます。およそ40分ほどの作業で完成、パソコンにつなぐと認識されました。保存用に送って頂いたUSBメモリにデータを取り出して完了です。
今回も最初に曲がった時点で曲げ戻ししなければ断線しなかったと思いましたが、誰でも曲げ戻してしまいますね
代金8000円をいただきました

金属コネクタが少し曲がってパソコンから認識されない

USBメモリの金属コネクタ部分が折れてしまった
USBメモリの金属コネクタ部分が完全に折れてしまっています

愛知県からの依頼です。ぷちぷちの封筒に入った状態で宅急便にて届きました。封鎖を開けると上の写真のようにケースから取り出された状態で入っていました。ケースはありません
さっそく顕微鏡で確認すると幸いにも金属の固定部と導電端子がすべて折れているがパターンの剥離と部品の破損は見あたりませんでした。
データ復旧のために予備のコネクタと基板の端子を接続します。USB3.0のため接続に注意が必要です。下の写真が作業完了の状態です。
こんなに固い金属の部分で折れることがあるのですね。初めてこのように破損したものを見ました。
データ読み取り用のコネクタを付けてパソコンに差し込むと無事に認識されました。同封されていた保存用のUSBメモリにデータを保存して終了です
およそ30分の作業でした。
代金8000円をいただきました

USBメモリの破損と作業完了の画像

USBメモリの金属コネクタ部分の外れと基板が割れてしまった
USBメモリの金属コネクタ部分が本体の基板から取れて、さらに本体の基板の先端が割れてしまっています

神奈川県から届きました。京都に三泊で遊びに行って帰ったら破損したUSBメモリが届いてました。このUSBメモリの復旧依頼は旅行の前に依頼されていました
このUSBメモリは他の復旧業者に送って見積をしてもらったそうで、そのときに16万円と言われたため高額すぎて依頼できないと伝えると半額の8万円でよいと言われたそうです。依頼者さまは料金の開きが大きいためどういう料金体系なのか不信を抱いて断ったとのことです
ネットで再度探して弊社をみつけ、平均8000円の料金をみて信じられなかったそうです。お客様から何度も本当に8000円位でよいのか確認されました。
さっそく顕微鏡で確認すると金属の固定部と導電端子がすべて外れ、さらにコネクタ部分の反対側が割れてパターンの断線とともに割れた部分が無くなっています。
本体の基板とコネクタを接続して割れている部分を影響のないように迂回処理してパソコンに差し込むと無事に認識されました。比較的難易度の高い作業です
およそ50分の作業でした。
このようなでも8000円です
それにしても他社さんの料金が160000円ですか、もう一度京都一週間行けますね、異常に高額だったのは驚きです
京都駅から徒歩100メートルのさくらテラス・ギュラリー、この次も絶対にここにします、宿泊客はほとんど外人さんだらけの素晴らしいホテルです。
代金8000円をいただきました

金属コネクタ部分の取れと割れた画像

USBメモリが根本から曲がり、中からバネが出てきてパソコンから認識されない
USBメモリがコネクタと本体の部分で根本から曲がり、中からバネが出てきたとの依頼です

栃木県からの依頼で、ゆうパックのプチプチ付き封筒で送られてきました。
中には曲がった問題のUSBメモリと作業後のデータを保存するUSBメモリが入っていました。作業後のUSBメモリは今までどうりには使えません。あくまでもデータを復旧するための作業であってデータは別のUSBメモリに入れてお返ししますのでこのようにして送っていただいています
今回の症状は曲がった部分の導電端子が折れていただけでしたのでデータ取り出し用のコネクタに交換して完了しました
今回の作業時間はおよそ30分でした
代金8000円をいただきました

根本から曲がった画像

USBメモリの金属端子が取れて自分で作業したが失敗した
子供がUSBメモリを曲げて壊れたため自分で半田付けしたが作業失敗したとのことです

岡山県から宅急便で届きました。箱を開けると破損したUSBメモリとデータ保存用のUSBメモリが入っていました。
破損したUSBメモリを目視すると金属端子が繋がっているはずの部分が黒くなって燃えカスのようなものがついています。
顕微鏡で確認すると半田のヤニが燃えて黒くなっていて一面が盛り上がり、回路パターンが見えなくなっており、ヤニを取り除くと回路パターンがが取れてどのようになっていたか判断できません。
半田が周囲の微小部品にもついていてあきらかに加熱しすぎた状況になっています。
最近の電子回路の半田付けは低温半田と呼ばれるものが使われているため一般の半田ゴテをあてるとひどい状態になります。また、肉眼ではパターンはほとんど見えません
無理に作業しようとすると回路パターンが取れるだけでなく周囲の微小部品がとれたり焼けて破損します。個人では作業できないと思ってください
顕微鏡で確認しながら回路を作って作業、全体で2時間くらいかかりました。取れたデータを保存用のUSBメモリに復旧して完了です
1の写真は破損したUSBメモリの外観、2の写真は焼けた部分の拡大です。3は他から持ってきたUSBメモリ本来の正常部分画像です
代金8000円をいただきました

今回の作業時間は破損した部分の確認に時間がかかりおよそ2時間でした。

破損状況の写真

USBメモリをパソコンに差し込んだまま落としてほぼ直角に折れてしまった
徳島県から宅急便で届きました。破損したUSBメモリとデータ保存用のUSBメモリが入っていました。
USBはほぼ直角に折れていて本体からは外れていませんでした。ケースから取り外すのにかなり時間がかかりました。
顕微鏡で確認すると導電端子と周囲の回路パターンが断線しているのがわかります(写真の下の拡大が画像)。データを復旧するために仮修正したものが上の画像です。
代金8000円をいただきました

今回の作業時間は破損した部分の半田付けに多少時間がかかりましたが比較的容易な作業です。およそ1時間の作業でした。

直角に折れて剥離した写真


弊社で行っている修復の例です



修理とデータ復旧日記(新着)
最新の更新記事  (復旧日記はこちら)


USBメモリのメーカーサイト
KEXINへのリンクバナー adataへのリンクバナー シリコンパワーへのリンクバナー amazonへのリンクバナー ヨドバシへのリンクバナー Transcendへのリンクバナー 東芝へのリンクバナー
バッファローへのリンクバナー TDKへのリンクバナー サンディスクへのリンクバナー ソニーへのリンクバナー カウンタ
カウンタ
カウンタ


連絡先