コネクタが取れて自分で作業しようとしたが出来なかった
2020年02月26日(水)
大阪府内からの依頼です
電話で依頼を受けた時点ではコネクタが取れたとのことでした。
小箱に入れられて届いたUSBメモリは①の写真のように解体されていました。
②はコネクタの導電端子が取れた箇所です
③は導電端子が取れた箇所を拡大したものです
このUSBメモリを顕微鏡で確認すると、断線したパターンを半田付けした形跡があり、自分で作業を試みたが止めたようです。
回路パターンは顕微鏡が無ければ回路パターンが見えないことと、半田ゴテ、および半田のいずれも特殊仕様のものを使わなければ作業できません。
さらに、毛髪ほどの細い回路を半田付けするのは経験が無ければほぼ無理と言えます。
この依頼品は幸いにコネクタの外れと回路パターンの断線だけでした
データ取り出し用のコネクタに繋ぎなおしてデータを取り出して完了です。
軽度物理破損で8000円をいただきました。