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福岡県内からの依頼です

依頼者様からＥＬＥＣＯＭのＵＳＢメモリが認識されなくなったとのことでした。
電話頂いたときに曲がりなどの症状の有無を確認すると、ほんの僅か、曲がっているように見えるとのことでした。
①の写真は送付されてきたＵＳＢメモリの状態です。平面と側面の写真からは異常がみられません。
②の写真はケースから中の基板を取り出した状態です。
通常の調査の手順は殆どの場合、先ずは基板のコネクタ付け根の半田外れの有無を確認します。
これに異常がない場合は基板全体の半田外れやチップの破損などを目視し、それでも異常が見当たらなければ信号チェックに移ります。
今回の依頼品は顕微鏡による目視でコントローラの半田異常がみつかりました。

おそらく、依頼者様が気がつかなかったか、自然破損の可能性があります。
コントローラの場所は③の写真で赤丸を付けた部品です。

軽度物理破損で８０００円頂きました

神奈川県内からの依頼です

今回の依頼品はＵＳＢメモリではなくキーの持ち込みです。
パソコンのソフトを使うには、このＵＳＢの機器を取り付けなければ利用できない仕組みになっています。
同様の依頼を受けることがありますが、今回のものはとても小さく作られています。

一番目の写真は作業前の依頼品です。コネクタが折れて、外れています。
４本の導電端子がバラバラになっています。こり導電端子は純金のようですが高額品なのでしょうね。

二番目の写真と三番目の写真はそれぞれ裏と表の面です。
メモリは付いていません。黒くて丸い部品がキーの役目をしているのでしょう。

メモリではないため他のＵＳＢメモリで代用できません。
端子を取り払って、リード線を繋ぎ、ケースの蓋をつけて外れないようにしました。
この先に別のコネクタを付けて完了です。

軽度物理破損で８０００円頂きました

福岡県内からの依頼です

ＥＬＥＣＯＭ製のスライド式ＵＳＢメモリのコネクタ部分がわずかに曲がってパソコンから認識されないとの依頼です
一番目の写真は依頼品の外観です。曲がりは殆どわかりません。このように分かりづらい曲がった症状の依頼品がしばしば見受けられます。
二番目の写真はケースから取り出したものですが、やはり曲がっているようには見えません。
顕微鏡で確認しても各部の半田付けは正常に見えます。したがって、測定器で各部の波形確認します。

三番目の写真はコントローラの部分を拡大したもので、赤い枠で囲んだ箇所の半田が外れていました。
依頼品のコントローラは無端子のタイプです。
こま依頼品はＵＳＢメモリをパソコンに取り付けた状態で何らかの衝撃がかかったようです。

軽度物理破損で８０００円頂きました