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2020年11月 一覧
BuffaloのUSBメモリが認識されなくなった。同じ製品を幾つか持っている。

2020年11月28日(土)

愛知県内からの依頼です

BuffaloのUSBメモリが認識されなくなった。同じ製品を幾つか持っているとのことです。
念のため他に持っている同じ製品のUSBメモリも同封して送って頂くようにお願いしました。
同一製品を送って頂く目的は、認識されない破損USBメモリの修理が困難な場合、そのメモリを取り外して同一製品に付け直すためです。
このような方法はメモリ移植と呼ばれていて、コントローラを交換したりするよりは確実で作業スピードが速くなります。
メモリは48本の端子が付いているため破損したUSBメモリから取り外し、移植用に付け替えます。
2番目の写真は破損した基板から外したメモリの状態で、赤枠の場所に付いていたものです。
メモリ移植に先立って注意しなければならないことは、メモリの取り外しと取り付け時に加熱させないこと、および、半田でショートさせないことです。

今回はメモリ移植のためにメモリを取り外したため重度物理破損でした。
料金は8000円頂きました

ELECOMのUSBメモリが曲がった。複雑に破損している

2020年11月27日(金)

東京都内からの依頼です

今回の依頼品は珍しく破損箇所が多く、かつ、珍しい場所が破損していました。
最初の写真は送ってきた依頼品の外観です。見る限りでは普通に曲がっている程度です。
先ず、3番目の拡大写真から見えるようにコネクタ部分の導電端子がすべて半田外れしていました。
そのうちの3本はこの端子が折れていました。この状況から、かなり強い衝撃があったことが予想されます。

続いてい、コントローラの接点が10本位半田外れしていました。
ここまでの補修をした時点でパソコンに取り付けてみるとチップが過熱しました。
すぐさまパソコンから取り外して各部の部品の抵抗値を見ると方々の微小端子がショート状態。
このような現象になるとどこでこのようになっているか原因の場所を調べていきます。
幸いにもコントローラは正常で、コンデンサが2個ショートパンクしていました。
このような変わった破損品は初めてです。
調査に3時間位かかりました。

軽度物理破損で8000円頂きました。
弊社はこのように複雑に破損しても軽度物理破損としています。

TDKのUSBメモリの基板が割れた。メモリは割れていない。

2020年11月26日(木)

愛媛県内からの依頼です

依頼者様からUSBメモリの基板が割れた、メモリは割れていないとのことでした。
届いた基板は一番目の写真のように基板の真ん中、コントローラとメモリの中間で割れていました。。
久々の基板割れ、重度物理破損です。運よくメモリは割れていません。
このように破損した場合は半田付けの補修はできません。
基板は表面、裏面、そしてその間に二層の回路があり、半田処理はできないのです。

二番目の写真のようにメモリを取り外しての作業になりました。
重度物理破損で最高額の12000円頂きました
USBメモリのデータ復旧において弊社ではこれ以上の料金はありません

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