【参考】コネクタが曲がった依頼品の過去の記録例
以下に実際に依頼を頂いた曲がったUSBメモリの症状、復旧の方法、料金を紹介しています
どのような曲がったUSBメモリの依頼がよせられ、結果がどうだったか参考にしてください
この依頼品は見た目にはわずかな曲がりですが、この程度の曲がりでもパソコンから認識されなくなることがあります。
導電端子の半田付けの部分がとれたり、基板に取り付けられた微小チップの半田剥離が見受けられます
このようにわずかな曲がりの場合は微妙で、曲げ戻すと瞬間に認識されることがありますが手を放すと認識されなくなります
曲げ戻しはしないでください。曲げ戻して治るような構造にはなっていません。曲げ戻すと不自然な電気によってコントローラやメモリが破損します
このような症状の場合は比較的容易に作業できることが多く、顕微鏡をみながら外れた箇所を半田付けします
弊社の軽度物理障害で代金は8000円でした
成功率は90パーセント以上です
不成功になる場合はコントローラが破損していて、そのコントローラが汎用品でない場合です
この依頼品は見た目にはわずかな曲がりですが、この程度の曲がりでもパソコンから認識されなくなることがあります。
導電端子の半田付けの部分がとれたり、基板に取り付けられた微小チップの半田剥離が見受けられます
このようにわずかな曲がりの場合は微妙で、曲げ戻すと瞬間に認識されることがありますが手を放すと認識されなくなります
曲げ戻しはしないでください。曲げ戻して治るような構造にはなっていません。曲げ戻すと不自然な電気によってコントローラやメモリが破損します
このような症状の場合は比較的容易に作業できることが多く、顕微鏡をみながら外れた箇所を半田付けします
弊社の軽度物理障害で代金は8000円でした
成功率は90パーセント以上です
不成功になる場合はコントローラが破損していて、そのコントローラが汎用品でない場合です
金属端子の部分が大きく曲がった例です。
一般的にこの例のように金属端子の部分が大きく曲がる原因は、パソコンにUSBメモリをつけた状態でパソコン本体ごと落下させた場合です
このような破損の場合はコネクタと内部の基板の接続部が大きく破損している以外に、内部の基板の破損程度も大きく、端子の外れ、回路パターンの剥離断線、半導体の部品の取れ、外れ、コントローラの端子折れなどの症状になっていることが多くあります
作業はとても困難で、破損個所が複数あることが一般的です。
半田外れや、パターン断線、微小部品の破損、コントローラへの破損などが生じていることがあります。
弊社の軽度物理障害で代金は8000円でした
成功率は80パーセント位です
不成功になる原因はコントローラが汎用品でない場合、およびメモリが破損している場合です
通常は縦方向に曲がったものが見受けられますが、このように横の方向に曲がった依頼品が届くことがあります
破損の原因はパソコンに取り付けた状態で足があたったり、パソコンを持ち運ぶときに壁などに当たった場合です。
このように曲がった破損の場合はUSBメモリの破損状況が縦方向に曲がった場合に比べて広範囲に破損しています
このような症状の作業は容易な場合と、困難なことがあります。小さな微小部品が取れたり、割れたり、コントローラ部品の端子が折れていることがあります
作業に要する作業時間も長くなり、難しい作業になります。時には破損個所の特定のために測定器で電気信号を確認しながらの作業になることもあります
また、コントローラの交換になることがあります。
弊社の軽度物理障害で代金は8000円でした
成功率は80パーセント位です
不成功になる原因はコントローラが汎用品でない場合、およびメモリが破損している場合です
この依頼品はコネクタの部分が曲がってパソコンから認識されなくなったとの内容でした
送付された封筒からUSBメモリを取り出してみると少し曲がっていました。この例のように金属端子の部分が大きく曲がる原因は、パソコンにUSBメモリをつけた状態でパソコン本体ごと落下させた場合です
このような破損の場合はコネクタと内部の基板の接続部が大きく破損している以外に、内部の基板の破損程度も大きく、端子の外れ、回路パターンの剥離断線、半導体の部品の外れ、コントローラの端子折れなどの症状になっていることが多くあります
作業はとても困難で、破損個所が複数あることが一般的です。
コントローラの交換になったり、メモリが破損していてデータをとりだせないことがあります。
弊社の軽度物理障害で代金は8000円でした
成功率は80パーセント位です
不成功になる原因はコントローラが汎用品でない場合、およびメモリが破損している場合です
金属のコネクタが少し潰れて曲がっている
コントローラが基板から取れている
金属のコネクタが少し潰れて変形しているためパソコンに取り付けられません。また、コネクタの導電端子の部分が半田剥がれしています
コントローラは無端子タイプのため難易度の高い作業になります。
まず、コントローラ自身の半田をきれいに取り除き、次にコントローラが付いていた場所の半田もきれいに取り除きます。
次にコントローラを付ける周辺の微小部品を一時的に取り外して作業しやすくします。それからコントローラを半田付けしますが、無端子タイプのため基板への半田付けに注意が必要です
コントローラはほぼ5センチの四角形で半田づけ部分は48箇所あります
コントローラを基板に付け終わると取り外した微小部品を元の場所に半田付けします。
最後にコネクタを取り外して代わりのコネクタを取り付けてパソコンに取り付けます。無事にパソコンから認識されるとデータの取り出しを行います。
以上で作業完了です。作業時間はおよそ30分です
以上の作業による代金は12000円ですが、10000円にしました。お客様から大変感謝されました
このような破損の成功率は90パーセント以上です
コネクタがもぎ取れている
USBメモリのコネクタが曲がっているように見えていますが、ケースから内部を取り出すと実際にはコネクタは基板からもぎ取れていました。
おそらく依頼者様が自分で中に入れて送ったのだと思われます。このように曲がっただけのように見えて、実際にコネクタが取れてしまっている破損品はとても多く発生しています
この依頼品はコネクタ部分の半田付けによる補修と微小チップの半田剥離を修正することによりデータを取り出せました
作業時間はケースの開封に30分くらいかかったため、全体で40分位かかりました
弊社の軽度物理障害で代金は8000円でした
このような破損の成功率は90パーセント以上です
コネクタが曲がっている
SONY製の4ギカのUSBメモリのコネクタが曲がってしまったとの依頼品です。このような場合、殆どがコネクタ部分の導電端子の半田の外れです。
しかし、この依頼品は導電端子を補修してパソコンから認識されるようになりましたがフォルダの名前とファイルの名前が化けて開きませんでした。
半田修理の完了後に復旧ソフトで復旧しました。このような症状は接触不良のまま使うことによる電気的なショックによります
全体で1時間位かかりました
弊社の軽度物理障害で代金は8000円でした
このような破損の成功率は90パーセント以上です
コネクタが横に大きく曲がっている
コネクタの付け根が横方向に大きく曲がっています。かなりの力がかかったようで、このように大きく曲がった場合、基板が割れていることがあります。
この依頼品はコネクタの固定部分の一方がもぎ取れていて、導電端子の半田も全て外れていました。さらに、回路パターンの数か所の断線、コントローラの端子の半田付けもほとんどが剥離していました。
これだけひどく破損している場合はコントローラやメモリも電気的に破損していることがあります
およそ1時間位の時間をかけて完了しましたが、実際の作業は一か所治してはまた一か所という具合に次々と破損個所が現れて、本当に治るのだろうかと疑問になっていました
成功してほっとしながら暫くラジオの音楽で休憩、このような症状のものを修理成功するととても満足感に浸ります
弊社の軽度物理障害で代金は8000円でした
このような破損の成功率は90パーセント以上です
コネクタが横に大きく曲がって導電端子が外れている
コネクタの付け根が横方向に大きく曲がって導電端子が外れているのがわかります。ケースからコネクタの付け根の外れているのが見えていました。
導電端子が断線しているいることから相当に強い力がかかったことが予想されます。
専用のリード線をつないでパソコンに繋ぎましたが予想通り認識されませんでした。このような症状の場合はそんなに簡単には修理できません。
顕微鏡と測定器で調査していくことおよそ10分、ヒューズの断線とコントローラの断線が見つかり、半田付け処置することによって無事にデータを取り出せました
およそ50分位で完了しました
このような破損でも弊社では軽度物理障害としています(他社では中度、または重度の扱いでしょうか?)
弊社の軽度物理障害で代金は8000円でした
このような破損の成功率は90パーセント以上です
コネクタが横にほんのわずか曲がっている
コネクタがUSBメモリの本体からほんの僅かに曲がっていますが、この程度でパソコンから認識されなくなるのか疑問に感じました。
ケースから内部を取り出してみましたが、導電端子をみるかぎり半田付けの異常がみられません。顕微鏡で確認するも異常がありません
抵抗測定器で測定するも値は正常でした。実際に通電して信号チェックを行うとヒューズの出力が不安定でした
ヒューズ交換することにより無事に認識されました。コネクタの曲がりによるこのような異常は時々ありますが、関連性は不明です
およそ30分位で完了しました
このように破損しているようにみえなくてもパソコンから認識されない依頼品がよく見受けられます
弊社の軽度物理障害で代金は8000円でした
このような破損の成功率は90パーセント以上です
コネクタがほんのわずか曲がっている
コネクタが少し曲がっているかも知れないとの依頼でパソコンから認識されないものです。
届いた封筒からUSBメモリを取り出すと僅かにコネクタが曲がっていました。ケースから内部を取り出してみると曲がってはいるが導電端子の半田付けの異常はみられません。
顕微鏡で確認するも異常がありません。測定器で確認していくとコントローラに信号の異常がありました。顕微鏡で拡大して確認するとおよそ5、6箇所で半田剥離がありました。
半田付けの補強を行うことによりパソコンから認識されるようになりました。コネクタに力がかかってコントローラの半田が剥離したようです
およそ40分位の作業でした
弊社の軽度物理障害で代金は8000円でした
このような破損の成功率は90パーセント以上です
金属コネクタが曲がっている
ケースの外観からは金属コネクタが曲がっているだけのように見えたが、ケースから内部を取り出してみるとコネクタの固定部分が折れていて、更に導電端子4本が全て外れていました
この分では基板の他の箇所も破損しているのではと思いつつ先ずはデータ取り出し用のリード線をつないで顕微鏡で確認、すると案の定導電端子が接続されていた箇所のパターンも剥離していました
パターン剥離の箇所を半田付け補修してパソコンに接続すると残念ながら認識されません。続いて抵抗測定を行ったところ僅かに電圧値が小さいため電源抵抗を交換、すんなり認識されるようになりました。
このように破損の度合いが大きい場合、電源系統も異常になることがあります
金属コネクタ自身が曲がるような事例はほとんどなく、珍しい症状です
およそ50分位の作業でした
弊社の軽度物理障害で代金は8000円でした
このような破損の成功率は90パーセント以上です
金属コネクタが曲がっている
平面(裏表)
ELECOMの回転式ケース付きUSBメモリの金属部分がわずかに曲がっています。この程度の曲がりで本当に内部が異常になっているかと思われる状況です
ケースから内部を取り出したものが下の写真です。左の写真には四角のチップが見えますが、右の写真(裏側)には何も付いていません
このようなUSBメモリは一体型で、マイクロSDと同じ方式です。一体型のチップ以外は何もないため、このチップが破損しているとデータは取り出せません
今回のこのUSBメモリは幸いにも導電端子の部分が半田外れしていただけでした
このような一体型のチップのついたものが時々依頼されます。きっとコストダウンの効果があると思われます
およそ30分位の作業でした
弊社の軽度物理障害で代金は8000円でした
このような破損の成功率は50パーセント以上です。コネクタ部分の破損でなければ復旧不可になります
金属コネクタが曲がっている
Verbatim製のUSBメモリが少し曲がっています。パソコンに差し込んでみましたが反応しません。
曲がったとのことで依頼される最も多い例です。手が触れたなどで曲がるようです
このような曲がり方をした場合、多くの方が曲げ戻してパソコンに差し込んで認識させようと試しているようです。その気持ちは分かりますがやってはいけないことです。
この依頼品がその代表てきな症状です
ケースから内部を取り出したものが下の写真です。コネクタの付け根の回路パターンが剥離して作業しずらいためコネクタを取り外しています
赤いワクで囲んだ小さな粒のようなものは微小抵抗です
この依頼品は曲がったUSBをパソコンに差し込んだ状態で何度も曲げ戻したため異常電流となって抵抗値が変わってしまいました
このUSBメモリが認識しないことについて調査した結果、電源の電圧異常が見られ、この微小抵抗が破損していることが判明しました
下の写真は微小抵抗を拡大したものです
実際の大きさはゴマ粒ほどもありません。いつも思うことですが、このように小さな部品をどのようにして作って、どのように基板に取り付けているのか是非見たいです
おそらく、ロボットのような機械でつまんで位置決めして半田付けして、気が遠くなりそうです
無事に成功してほっとしました
およそ30分位の作業でした
弊社の軽度物理障害で代金は8000円でした
このような破損の成功率は90パーセント以上です。
山梨県内からの依頼です
ELECOM製のUSBメモリをパソコンに差しているときに腕が当たってパソコンから認識されなくなったため、曲げ戻したら認識されるようになり、暫くは使えていたとのことでした。
その後、時々認識されなくなり、しまいには全く認識されなくなったとのことです。この依頼品は曲げ戻しを行ってはならない典型的な例です
1の写真は曲がった状態を横方向から撮影しています。明らかに曲がっていることが分かります
2の写真は平面から撮影しています。この角度からは曲がっているのが分かりづらくなっています
3の写真はケースから内部の基板を取り出した状態です
3の写真の赤い枠で囲っている部分は、コネクタに強い力がかかるとこの部分の端子の半田が外れて浮き上がります。この曲がった状態ではパソコンから認識されません
そこで、曲げ戻しをすると一旦は外れた端子が付くことがあります。ただし、この状態は非常に微妙で、かすかに接触しているだけです。
一旦外れた半田は元には戻りません。とても不自然な状態で、このまま使うと接触不良を起こして不自然な電流が流れ、コンサローラやメモリの破損、データの破損の原因になります
この依頼品は運よく破損はしなかったものの、9本ある端子の電源端子が完全に外れてしまっていました
信号線が接触不良になった場合は大した破損にはなりにくいですが、電源端子が接触不良になると致命的な破損を引き起こします
1側面写真
2平面写真
3内部写真
およそ30分位の作業でした
軽度物理障害で代金は8000円でした
このような破損の成功率は90パーセント以上です。
東京都内からの依頼です
この依頼品はよく依頼されてくるものとは少し状況が違います
一般的にコネクタが曲がって依頼されるものはコネクタの導電端子が断線したり、半田が取れたりしています
この依頼品はコネクタがしっかり付いていて、半田の外れはありませんでした。実はこのような症状のものがときどき送られてきます
1の写真は横方向から撮影しています。ほとんど曲がっていません
2の写真はケースから取り出したものです。赤く囲んだ部分が半田剥がれを起こしており、3しにその部分を拡大しています
3の写真の小さく囲んだ抵抗チップの半田が外れてこの部分の導通が無くなっていました。この部品は少し大きいためこのように半田外れを起こしたり、割れていることがあります
また、今回の特徴は下の大きい赤ワクのコントローラの端子が複数個所にわたって半田外れを起こしていました
コントローラは5ミリ角位のチップで全部で48本の端子で半田付けされるものと、接点で基板に半田付けされるものがあります
この製品は接点で基板に半田付けされているタイプで非常に細かな作業になります。かなりの経験がなければできない作業です
以上、今回の依頼品の破損の原因はコネコタはほとんど曲がっていないが、強い力がかかったことによる内部の半田外れが生じたものです
1.側面写真
2.内部写真
3.破損箇所の拡大
およそ40分位の作業でした
軽度物理障害で代金は8000円でした
このような破損の成功率は90パーセント以上です。
広島県内からの依頼です
USBメモリをパソコンに差し込んだまま持ち運んでぶつけたとのことです
曲がり具合からかなりの力が加わったことが想像されます。このような場合、内部の壊れ方も大きいことがよくあります
USB2.0の商品のためコネクタの導電端子は4本ですが、すべて外れていました
顕微鏡で確認、この状態では半田付け処置は困難と判断してコネクタを取り外して、別のコネクタに繋ぎなおしてパソコンに取り付けてみると認識されませんでした
コントローラ部分の半田付け剥離が見つかり半田付け処置を施して作業完了です。これだけ症状が大きくてデータの取り出しが完了するとやはり達成感を感じます
およそ40分位の作業でした
軽度物理障害で代金は8000円でした
このような破損の成功率は90パーセント以上です。
1開封写真
2内部写真
千葉県内からの依頼です
USBメモリをパソコンに差し込んだ状態で落下させたらコネクタが曲がったとのことです
この依頼品はパソコンに差し込んだまま落下させたにしては見た感じでは症状が軽く見えます
通常、パソコンに差し込んだ状態で落下させると1の写真に見られる程度の破損ではなく、直角位に曲がるか、コネクタが殆ど取れたようになります
当たりどころが悪くなければこの程度のこともあるようですす
2の写真で確認すると、やはり破損の状況は小さく見えます
3の写真は破損箇所を拡大したもので、この写真からはコネクタ部分の導電端子が破損しているのが分かります
おそらく、曲げ戻したため破損の程度が小さく見えたと思われます
他に回路パターンがあったため処理してデータ取り出し用のコネクタ端子に接続し、データを取り出し完了です
およそ30分位の作業でした
軽度物理障害で代金は8000円でした
このような破損の成功率は90パーセント以上です。
1側面の写真
2内部写真
3コネクタ部分の拡大写真
|